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三国の時代。名のある英傑達でさえも今だ手を出すことの出来ない未開の地があった。

『南蛮』

そこに住まう者たちは独自の文化を持ち。
他の勢力の例に漏れず、彼らも広大な大陸の制覇を狙っていた。

南蛮軍を脅威と見なした『呉』は討伐隊を編成し南蛮の地へと赴く。
その中には弓腰姫、孫尚香の姿もあった。


呉軍は勇猛に戦ったものの、慣れぬ土地の気候や謎の巨大生物、毒を放つ泉など様々なものに 阻まれ次第に軍は分裂しそれぞれが孤立していってしまう。

味方が次々と倒れる中、必死に戦う尚香であったが耐えぬ敵の攻撃によりついに彼女自身も倒れてしまう。 このままその命を絶たれるのかと覚悟を決めたのだが、彼女にとっての不幸はここからであった。
一部の好色な原住民の手により囚われの身となってしまったのだ。


とある集落。小さな小屋の中。
尚香はそこで天井から伸びた紐で拘束されていた。小屋の中は微かなお香の香りで満たされている。

しばらくすると、小屋の戸が開き一人の男が入ってきた。にやにやと嫌らしい笑みを浮かべている。
これから何をされるのか大体の予想はつく。尚香は身を固くしながら気丈に男を睨みつけた。

「ひひひひ・・・、そう怖い顔するなって」

男はそんな尚香の様子すら楽しむようにゆっくりと彼女に近付いてきた。
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